Exhibition@Galerie Omotesando
エフェメラル・フォトグラフィー/写真の観照性 2017東京写真月間 関連企画展示 プレスリリース 2017.6.12(月) - 6.17(土) ※12日(月)17:00〜オープニングパーティー 美術の切り口で写真を扱う現代美術作家による二人展。写真にドローイングを施す多和田有希とカメラ・オブスクーラの原理を使った大竹敦人のコンビネーションで既存の写真スタイルとは異なる写真表現の可能性を紹介する。(表参道画廊) 大竹敦人は、ピンホールやレンズを通った光が像を結ぶカメラの原理を探求し、様々な手法で作品化する。多和田有希は、写真に写ったイメージを自身や他者の手で消したり焼いたりすることで起こる心理的変化に着目する。一見すると特異とも思えるそれらのアプローチは、写真に対する真摯さゆえに生じている。二人は、光が写しだす写真というものの奥にある、目には見えない確かな何かを手さぐりで掬い取ろうとしているのだ。 (横浜市民ギャラリー学芸員 森 未祈) ■展覧会タイトル(東京写真月間 関連企画) 「Ephemeral Photography/写真の観照性」 ■